
7年前に日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)が打ち上げた、小惑星探査機「はやぶさ」が昨日の22:51頃に地球に帰ってきました。
私は宇宙とか物理学とか興味があって、好きなのでこの「はやぶさ」も探査に行ってるのは知ってましたが、まさか帰ってくるとは思ってませんでした。月より遠い距離に探査にいって、戻ってきた人工物は世界初で、快挙です。日本の技術は凄いですね。
はやぶさの旅は苦難の連続でした。あらゆるところが故障しましたが、その度に技術者達はその苦難を乗り越えて、はやぶさを小惑星イトカワに辿り着かせ、そして地球に帰還させました。
7年前の機械をノーメンテナンスで往復約60億キロの道のりを踏破させたわけです。凄すぎますね。
小惑星イトカワの名前は、日本の宇宙開発・ペンシルロケットの父、糸川英夫さんの名前をもらったものです。
「はやぶさ」はイトカワに行って、その地表の岩石を採取して地球に持って帰ってくるというミッションを遂行する為に地球を旅立ちました。イトカワに着陸した「はやぶさ」は、地表面の岩石を砕く為にボールベアリングを射出する予定だったのですが、それは発射されなかったようです。でも、地表にタッチダウンした時に舞い上がったであろう粉塵が、カプセルの中に入っているに違いないという希望をかけてます。
イトカワから脱出した「はやぶさ」は地球との交信ができなくなってしまいました。プロジェクトが頓挫し終了しようとしていた時に、「はやぶさ」との交信が回復しました。奇跡ですよ。
NECの作ったイオンエンジン4機のうち3機が壊れてましたが、なんとか2機まで回復させて「はやぶさ」を地球への帰還軌道に乗せました。
そして、昨日帰ってきたのです。「はやぶさ」の最後のミッションは回収カプセルを地球に投下し、大気圏に突入して燃え尽きる事でした。
上の写真は「はやぶさ」と共に頑張ってきた技術者が、最後に「はやぶさ」に地球を見せてやろうとカメラを地球に向けた時のモノだそうです。この画像の送信時、「はやぶさ」は大気圏への突入がはじまってました。写真の下が切れているのは、「はやぶさ」のデータ送信がそこで途切れた事を表してます。
7年見守り続けた我が子「はやぶさ」が燃え尽きていく様を見る技術者達の想いはどんなものだったのだろう。
感動的な写真ですね。最後の最後まで仕事をし続けたわけです。ただの機械とは思えない。宇宙は人智を超えた空間です。何がおこってもおかしくありません。宇宙を旅している間に「はやぶさ」には命が宿ったんじゃないのかと思いました。
「はやぶさ」から放出され、イトカワにランディングできずに、宇宙にただよう事になった探査デバイスミネルバも、3億キロはなれた片隅で「はやぶさ」の最後を見守っていたに違いない。
名作アニメ、トップをねらえ!のラストシーンを思い出して泣けました。
凄いぞJAXA!事業仕訳に負けないでくれー!
「はやぶさ」よく頑張った。お疲れ様でした。カプセルが空でも全然大丈夫。
オカエリナサト